中耳炎

中耳とは、鼓膜、鼓室、耳管、耳小骨から成り立っています。
経過としては、外耳炎がひどくなり、中耳に炎症が波及するケースが多くを占めます。
ほかには、鼻やのどからの炎症が中耳に及ぶこともあります。

【症状】
一般的に症状は外耳炎と同様ですが、著しい痛みを示すこともあります。
食欲がなくなったり、発熱する場合もあり、重症になると膿が鼓膜を破ってしまうこともあります。

【治療】
外耳炎が原因の場合は、まず外耳炎の治療を行い、全身的な抗生物質の投与を6~8週間継続し、必要に応じ、ステロイド剤、抗真菌剤などの薬を併用して治療を行います。
内科治療に反応が悪い場合は、外科的に中耳を露出させる手術を実施することも選択肢のひとつとなってきます。

【予防】 
中耳炎になる場合、外耳炎から進行してくる場合が多いので、まず外耳炎にならないよう注意するのが一番の予防です。
垂れ耳の犬種やアレルギー体質など、外耳炎を起こしやすい犬では、痒みがみられたり、耳の臭いが気になるときは、早めのケアを心がけてください。