内耳炎

内耳には、聴覚をつかさどる蝸牛神経と、平衡感覚をつかさどる前庭神経があります。
この部分に炎症が起きるのが内耳炎です。

【原因】
ほとんどが外耳炎、中耳炎の波及により起こりますが、原因不明の場合も多くあります。

【症状】
通常見られる症状としては、前庭への障害より起こる、罹患した耳の側への斜頸や眼振、歩行時のふらつきや旋回などです。
嘔吐、食欲低下なども一般的に見られる症状です。
病気が進行し、重度になると、感染や炎症が脳にまで達し、髄膜炎を起こし、命に関わることもあります。

【治療】
抗生剤の中・長期的な投与を行います。
また、補助的にステロイドやビタミン剤の投与を行います。
重度の場合は、鼓膜の奥(中耳)を露出させる手術を行うこともありますが、最終的に斜頸などの神経症状が残ってしまうこともあります。

【予防】
内耳炎にならないためには、早めに耳の異常に気づき、外耳の段階で徹底的に治療をすることが肝心です。
定期的な耳のチェックをするように心がけましょう。