老後を健康に過ごせるように
私たちにかけがえのないパートナーであるペットたち。犬や猫は7歳を過ぎた頃から ” 高齢 ” と呼ばれる年齢にさしかかってきます。
動物医療やペットフードなどの進歩によってペットの寿命も延びましたが、高齢である期間も延びています。
そして犬も猫も高齢になると様々な病気にかかる確率が少しずつ高まります。
そこで必要となってくるのがシニアケアです。
シニア医療とは、日々のケアによってシニア(高齢)特有の病気を予防したり、発症を遅らせたりすることで、ペットが健康に過ごせる時間をより長くするためのものです。
ペットの特徴をよく把握し、そのペットにあった医療を行うことで、実際に病気になったときにペットができるだけ苦しまず、つらくない治療を行うことを、当院では心がけております。
シニアケアを行うことで、ペットが健康に時間をより長くし、飼い主様との楽しい思い出をたくさん作っていただけると考えております。
ペットが最期を迎える時に、飼い主様とペットに満足していただけることが、当院の理想とするところです。
犬の認知症
犬は7〜8歳以上でシニアとみなされます。
着実に年齢と共に老化が進み、ペットの高齢化に伴い認知症を発症するケースも増えて来ました。
認知症の主な症状
- ぼんやりしている
- 目の焦点が合っていない
- 呼んでも反応しない
- 何をしていたのかすぐに忘れてしまう
- ご飯を食べたのにまたすぐに食べたがる
- 同じ場所でぐるぐる回る
- 家具の間など、狭い所に入って身動きができなくなる
- 夜歩き回る
- 夜鳴きだす
- 呼んでも反応しない
- 活動時間が昼夜逆転する
- 急に怒る
- これまでできていたことができなくなった
など
ワンちゃんも人間同様、年齢に合わせたシニアケアが必要です。
特にシニア犬の場合、飼い主さんが普段の様子や行動を注意深く見守ってあげることが大切です。
弊院では犬の認知症の対処法などをご案内しております。
上記のような、気になる症状が見られたら、お気軽にご相談ください。