むし歯について
犬において虫歯(う蝕)はごくまれに見られる病気で、人とは異なり一般的な病気ではありません。
犬の口腔内の疾患としては虫歯よりも歯石の付着に関連した歯周疾患のほうが一般的です。
原因
食べ物のかすや細菌などが、口の中で唾液によって粘着性のある物体になり、それが歯について、歯垢(プラーク)をつくります。
歯垢の中にある細菌の働きでつくられた有機酸が、歯の表面のエナメル質が溶かし、穴をあけ、奥へとむし歯は進行します
治療
治療はう蝕の程度により歯の修復を行うか、抜歯を行うかを判断します。
予防
歯周病の予防と同様、歯磨きなどの日頃のケアが大切です。