犬のシャンプーのやり方
- シャワーヘッドを直接体につけるようにして、毛の根元まで湿らせます。
お湯の温度は少しぬるめにして、全身を濡らしましょう。
頭のまわりは目にお湯が入らないよう、水流は弱めに。 - 事前に泡立てておいたシャンプーを全身につけます。
爪を立てずに、指の腹を使って洗いましょう。
顔まわりや足も忘れずに。 - 体についたシャンプーをしっかりと洗い流しましょう。
- 犬は頭が濡れた状態を嫌がります。
タオルでふく時は、まずは頭を先に。
爪切り
Q:どうやって切るんですか?
A:ギロチンタイプの爪切りで血管を切らないように少しずつ丁寧に切っていきます。
血管が見えにくい子もいます。爪切りが難しい場合は当院へお越しください。
Q:出血した時の止め方
A:当院では出血した場合、止血剤をその部位に作用させて出血を止めています。
ご家庭で出血した場合はそれができないので急いで当院へお越しください。
お越しできない場合、少量の出血の場合はガーゼなどで緊急に圧迫止血してください。
止血剤の代用として小麦粉や片栗粉を用いても可能な場合もあります。
足裏のケア
Q:良く滑るんですが
A:足裏の毛の伸びすぎが原因です。毛刈りをする必要があります。
Q:足裏のケアはどうやってするのですか?
A:足裏の毛が伸びている場合はバリカンを使って毛刈りをします。散歩の後の足裏のケアとしては肉球を濡れたタオルできれいに汚れをふき取り、その後乾いたタオルで蒸れないようにしっかりふき取ります。
犬の耳のお手入れ
耳そうじは専用の洗浄液で行います。
- 洗浄液を耳からあふれ出るくらい、たっぷり入れます。犬が頭を振らないようにしっかりと固定しましょう。
- 頭を固定したまま、耳のつけ根をやさしくもみます。洗浄液が耳の中に行き渡るように。
- 犬に頭を振らせて、耳の中から洗浄液を出しましょう。液と一緒に耳垢も出てきます。
- 耳から出てきた耳垢をガーゼ等でふき取ります。
犬の歯のお手入れ
- 歯磨きペーストの匂いや味を教えましょう。
- 指を使って磨いてみます。歯や歯ぐきをやさしくマッサージするように。
- 慣れてきたら、前歯や犬歯を歯ブラシで磨いてみましょう。
- 前歯や犬歯を磨けるようになったら、奥歯も磨いてみましょう。
奥歯は歯石がつきやすいので、念入りに。
※ 初日に一気にやる必要はないので、様子を見ながら少しずつ慣らしましょう。
食事
- フードはライフステージや体調・病気の症状などで選びましょう。
- 療法食は獣医師の指導のもとで選びましょう。
- 手作り食だけで必要な栄養を摂取するのは難しいので、注意しましょう。