Case 13 腹腔内脂肪による、猫の嘔吐

Case 13 腹腔内脂肪による、猫の嘔吐

以前から嘔吐しやすい傾向があったが、ここ1ヶ月ぐらい頻繁に嘔吐をするようになった。

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腹部レントゲン検査を行い、胃が何かに押されているような様子を確認。超音波検査も行い、腹腔内に腫瘤を確認。手術を行った。

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レントゲンで確認した位置に、大きな腫瘤を認める。

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摘出した腫瘤。
胃を圧迫していた腫瘤を摘出したことで、嘔吐の症状は改善し非常に元気になった。
腫瘤は中心に膿様物を含んでいたが、細菌感染はなかった。
病理検査の結果は、肉芽腫性脂肪織炎とのこと。
腫瘍では無かったことは、非常に嬉しいことであった。