Case 14 直腸脱をおこした猫

Case 14 直腸脱をおこした猫

お尻が腫れているとの事で来院。

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診察、肛門から大きく飛び出した腸管である事を確認する。尿中には多量の砂粒状結石を認め、その影響で排尿が困難となっていた。

脱出している腸管の切除と整復と、排尿困難に関しての、会陰尿道瘻形成手術を行った。

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脱出している直腸。

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切除し腸管を縫合しているところ。

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縫合終了後の腸管と肛門の様子。

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手術直後は、やや軟便傾向であったが徐々に改善。
現在は全身状態も良く、排便と排尿の調子も良好である。

1ヶ月後のお尻周り。状態は非常に良い。