Case 27 犬の瞬膜フラップ

Case 27 犬の瞬膜フラップ

眼の角膜に傷があると、なかなか治らずに悪化する場合があります。その進行速度は速いものです。

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この子は、逆さ睫毛(まつげ)が原因で、
角膜に台形の傷が出来ました。

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治療として、逆さ睫毛を根元から切除し、
同時に角膜の治療目的で「瞬膜フラップ」をかけます。

ちなみに「瞬膜フラップ」とは、
簡単に言うと目頭にあるピンク色の膜を目尻の方まで引っ張ってきて、目玉を覆ってしまう方法です。

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約2週間この状態で放置すると、角膜は綺麗に治ってくれました。

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逆さ睫毛も生えてこないので、完治しました。