Case 38 甲状腺機能低下症の犬

Case 38 甲状腺機能低下症の犬

耳、口元に痒みがあるとの主訴で来院。
診察により、低体温、心拍数の低下、脱毛 (マズル、足先、尾)、活動性の低下を確認したため、
甲状腺機能低下症を疑い、甲状腺ホルモンを測定した。
結果は非常に低値であったことから、
確定診断とし、内服薬による治療を開始した。

治療後は発毛が著しく、心拍数、体温が上昇。
多少のムラはあるが食欲が出てきた。
また活動性も改善した。
現在も投薬を続けてもらっており、経過は良好である。

治療前。

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治療後40日。

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治療後100日。

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