Case88 猫 14歳1ヶ月 雑種 避妊雌

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以前に『右眼が茶色に変色して濁る』などの異常があったため、必要な処置を行っ ていた症例です。症状も落ち着き良好な経過でしたが…。

1 年ぶりに来院された際に右眼がやや飛び出しており、痛みもありました。 視力は無く、眼としてはほとんど機能していません。

オーナー様と相談の上、眼球を摘出することになりました。

左が手術前、右が手術後の写真です。

眼球の摘出手術によって、本人の顔つきは良くなり、生活の質も上がった印象です。

余談ですが、今回このような眼になった原因は、『黒色腫』という腫瘍が原因でした。

眼の病気は、悪化する進行速度がとても速いことが多いです。飼っているワンちゃ んネコちゃんの眼に違和感がある場合は、なるべく早めの受診を宜しくお願い致し ます。